関節
リウマチの患者(クランケ)のうち、およそ80%が女性である。
全国で70万人と云われる患者(クランケ)のうちの80%であるから、女性としては懸念をあいるような数である。
なぜ女性におおく発病するのだろうか。
実は関節
リウマチに限らず、膠原病の代表格である「全身性エリテマトーデス」等を包括する自己免疫疾患のおおくが、男性より女性におおくみられるのである。
その理由にかんしては、女性ホルモンと妊娠・出産の影響が指摘されている。
関節の運動では、少し痛みを実感するところまでガマンして曲げ伸ばしする事が必要である。
痛くない範囲だけでやってると、結局は関節の可動域を狭める事に成る。
毎日、朝夕の2回くらいは腕や足の関節をシフトさせて欲しい。
明くる日まで疲労が残るような運動は、やり過ぎである。
運動後、1時間ほど安静にしていると痛みが軽くなる、と云うレベルが適当だろう。
副作用としてよく認識されているのが、顔面が丸くむくむムーンフェイスであるが、これ以外肥満や食欲不振、不眠、倦怠感等、副作用と気付きにくい症状も有る。
糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化、血管炎、骨粗しょう症、白内障、緑内障、ステロイド潰瘍のような重い副作用が生じる事も有る。
これらの副作用は患者(クランケ)の誰にでも絶対に生じるわけじゃないのだが、初期に自覚症状が殆どない為、体重、血圧、血糖、コレステロール等の定期検査を実践して早期発見に努める必要が有る。
・GOTとGPT・・・・・・・・・・・・薬の副作用で肝臓に障害がおきると数値が高くなる。
・血清クレアチニン・・・・・・・・・・・・薬の副作用で腎臓に障害がおきると数値がアップする。
上記のポイントから、検査結果の意味を把握し、自身の病状がどのような状態なのかを気付いておく事が肝心である。
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