非ステロイド抗炎症薬は、関節
リウマチの治療によく使用される薬である。
この薬には炎症を制御すると同時に解熱や鎮痛の機能が在り、他の関節痛や筋肉痛等、痛みを結びつく病気の治療に広く使用される。
一般的な妊娠の条件として、病状が落ち着いている事、腎臓や心臓等内臓に重大な病変がない事、副作用の考慮される薬を中止する事が挙げられる。
妊娠を熱望するケースの場合には、胎児への影響(奇形等)を敬遠する為に、原則としてリウマトレックス、イムラン等の抗
リウマチ剤は使用出きない。
プレドニン、プレドニゾロン等のステロイド剤は胎盤で分解される為、抗
リウマチ剤や非ステロイドの抗炎症剤に比較して、胎児に影響がないとされている。
レミケードは、体の中で炎症を生じさせるTNFαに働きかける事で、細胞の活発化を抑え、関節
リウマチに高い治療効果を発揮する。
しかしどの患者(クランケ)にも使用出きる訳でもなく、関節
リウマチの診察を受けていて、メトトレキサート(リウマトレックス)等の、今までの抗
リウマチ薬では効果が不充分なケースの場合に限り使用を吟味する。
またレミケードには、感染症を悪化させたりかかりやすくすると云う副作用がある為、とっくに感染症にかかってる人や結核を患った事のある人は、それをなおしてからの使用となる。
(結核菌を殺すマクロファージと云う細胞の働きを制御してしまう機能があるため)
若年性関節
リウマチで特徴点的なのは、大人の関節
リウマチに比べ朝のこわばりが凄い事である。
まだ言葉で上手く症状が伝達出きない幼児であると、目覚めが不機嫌で床から起きようとしない事も有る。
首や手、足のこわばりが原因であるが、これは昼ごろに成るととれてくのである。
また発熱もみられ、38度以上の高熱がでる事もおおく、上がり下がりをくりかえする。
発熱に伴い、胸、手、大腿部、背中、顔等に発疹が現れる事も有る。
高熱と発疹は、「全身型」でよくみられる症状である。
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