ステロイド薬は、抗炎症機能と免疫制御の機能が強力で、劇的に痛みを制御する効果が有る。
しかしながら、多量に使用したり、長期にわたって使いつづけると、重い副作用がでる事が把握できている。
しかも急に薬を中止すると、リバウンドと云って症状を悪化させる事が有る。
その為関節
リウマチの患者(クランケ)には、血管炎や胸膜炎等の重い全身症状があるケースの場合に限って、ステロイド薬が使用される事が一般的である。
リハビリの内容には、「理学療法」「運動療法」「仕事療法」「装具療法」の4つが有る。
このうち、関節
リウマチの痛みや腫れ、こわばりをやわらげる方法は、理学療法にあたる。
殊更に温熱、赤外線、超音波、水や氷等の刺激を活用して炎症を抑え、痛みをやわらげる方法である。
≪末期≫
破壊が進み、骨と骨がくっついてしまう。
痛みは静まるが、関節は全く動かなくなる。
こういった具合に、関節の破壊・変形が進展すると、その部位に拠って日常生活に不自由な面がでてくのである。
しかしながら、薬物療法を早い段階から取り入れる事により、重傷化する前に症状をやわらげられる例も増大している。
中でも特効薬とされる抗
リウマチ薬であるが、効き目が現れるまでに時間がかかる為、即効性のある非ステロイド抗炎症薬や、ケースの場合に拠ってステロイド薬を併用する。
ついでに鍼灸と聴くと「痛い、熱い」と云うイメージが有るが、鍼は髪の毛のように細くチクッとした痛みさえ実感しないケースの場合がおおく、お灸も現状は火傷するほど熱くなく、それでも充分な効果が得られるそうである。
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