関節
リウマチでは一般的に、薬物療法やリハビリでは病気の改善が難しく、手術をすれば生活の質(QOL)を飛躍的に向上出きるケースの場合に、手術療法が吟味される。
しかし近頃では、抗
リウマチ薬を使いはじめた時に、その効果がまだでてこない間の炎症を制御する為に、少量のステロイド薬を短期間使用する事も有る。
また、冠婚葬祭等で一時的に痛みを制御する必要がある時にもドクターと対話すると処方される事も有る。
レミケードは、体の中で炎症を生じさせるTNFαに働きかける事で、細胞の活発化を抑え、関節
リウマチに高い治療効果を発揮する。
しかしどの患者(クランケ)にも使用出きる訳でもなく、関節
リウマチの診察を受けていて、メトトレキサート(リウマトレックス)等の、今までの抗
リウマチ薬では効果が不充分なケースの場合に限り使用を吟味する。
またレミケードには、感染症を悪化させたりかかりやすくすると云う副作用がある為、とっくに感染症にかかってる人や結核を患った事のある人は、それをなおしてからの使用となる。
(結核菌を殺すマクロファージと云う細胞の働きを制御してしまう機能があるため)
朝おきた時に手を広げようとしたらこわばった、肘の外部や後頭部、膝の前部等の皮膚の下に痛みのないちっぽけなしこりがある、等の具体的な症状である。
上記7項目のうち、血液検査やエックス線検査結果以外の症状は、家庭での自己点検も出きる為、思い当たる症状があれば検診の際にドクターに伝達して欲しい。
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