関節
リウマチに使用される薬のタイプは大別すると「抗
リウマチ薬」「非ステロイド抗炎症薬」「ステロイド薬」の3種類である。
病気の発症と免疫の関係が解明され、関節
リウマチは自己免疫疾患であると考慮されるようになり、現状では早期から、免疫に働きかける「抗
リウマチ薬」を使用するように為ってる。
膠原病には慢性関節
リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、多発動脈炎、
リウマチ熱、、シェーグレン症候群、混合性結合織病等が有る。
膠原病に共通してみられるのは、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛み等の症状である。
これらの症状がみられた時は、まず膠原病に特徴点的な徴候があるかどうか全身の診察をする。
このような病気を「自己免疫疾患」といい、関節
リウマチはこの自己免疫疾患の1つに成る。
関節
リウマチの患者(クランケ)のおよそ7割が「
リウマチ因子」と呼称される独自の自己抗体をもってる。
この
リウマチ因子が、本来なら自身の体を守る為に活動する免疫グロブリン(Ig)の中のIgGと云う抗体に反応して、トラブルを起こする。
しかしながら、遺伝的原因をもってる人でもそれだけで発病する訳でもなく、ウィルス感染やストレスという心理的負荷、出産等、何らかの環境因子が入って発病するわけであるから、絶対に遺伝が発病の決定的原因とは云えない。
現実に健康な人でもHLA‐DR4遺伝子をもってる人もいるのである。
逆に、親からただしい遺伝子を受け継いでも、ウィルス感染等で遺伝子が傷つけられ、関節
リウマチに成るケースの場合も有る。
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