関節
リウマチに使用される薬のタイプは大別すると｢抗
リウマチ薬｣｢非ステロイド抗炎症薬｣｢ステロイド薬｣の3種類である｡
病気の発症と免疫の関係が解明され､関節
リウマチは自己免疫疾患であると考慮されるようになり､現状では早期から､免疫に働きかける｢抗
リウマチ薬｣を使用するように為ってる｡
鍼灸治療を実践すると､その部分に集まってきた血液が､なるべく積極的に患部を治しにかかる｡
と同時に､脳からは痛みを制御する物質がでるようになり､痛みも静まってくるそうである｡
関節
リウマチ等の痛みで緊張した患者(クランケ)は､次第に緊張が緩んで息抜きしてくのである｡
副交感神経が優位になってくるわけである｡
副交感神経は､心臓や消化器官､血液循環等が潤滑に機能するよう働きかける｡
人工関節置換術は､破壊された関節部分の骨を切り取り､代わりに人工関節を固定して､関節が動作するようにするのが目的である｡
関節の部位では､膝が最もおおく､ついで股関節､手指､肘､足首､肩､の順に成る｡
この手術では､早くから痛みがとれ､歩きやすくなる等､関節機能の改善と､日常生活動作の回復に於いて効果的である｡
しかしながら､片方のみ膝関節に手術をしたケースの場合は､もう片方の膝関節に体重がかかる事から､負担が増して症状を悪化させ､そちらも手術が必要に成るケースが少なくないものである｡
これ以外､学校生活との両立や､進学･就職と云った問題にも向き合っていかなくてはいけない｡
長い目で観た治療プログラムに沿っての生活が必要であるが､病気があっても､自身なりに承知して人生を前向きに生きられるよう､周囲がサポートしていく事も肝心である｡
同じ病気の子供をもつ親の人々の会(｢あすなろ会｣が有る)に参加して､情報交換するのも､子供を支える上での励みに成るとおもう｡
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