関節の痛みを結びつく病気は、関節
リウマチに限らず、多種多様に実在する。
その為、関節
リウマチを診察するには以下のような基準(アメリカ
リウマチ学会による)が設けられている。
★起床時に関節のこわばりがある
★3箇理由上の関節に腫れがある
★手首や手指の関節が腫れている
★関節の腫れが左右対称にみられる
★手のエックス線検査で異常がみられる
★皮下にしこりがある
★リウマトイド因子が陽性である
以上のうち、症状に照らして4項目以上あてはまると、関節
リウマチと診察される。
★肺線維症・・・・・・・・・・・・間質が繊維化して硬くなり、酸素交換が不充分に成る。
★上強膜症・・・・・・・・・・・・結膜が赤く充血する。
★末梢神経炎・・・・・・・・・・・・手足が痺れる病気である。
★シェーグレン症候群・・・・・・・・・・・・涙腺や唾液腺に炎症がおき、涙や唾液が出にくくなる。
★貧血・・・・・・・・・・・・血液中の赤血球や血色素が消耗した状態で、めまい等を起こする。
運動療法のポイントは、関節を大幅に動かし、痛みを実感するくらい力を入れる事である。
これは関節の動作する範囲を狭めないためである。
また、反動をつけずに急がずゆっくりと実践する。
筋力の強化の為、曲げ伸ばしの最後の動作で3から5秒間ガッツリ力を入れる。
運動と運動の間には深呼吸をし、息抜きしてから以下の運動に入る。
自身の病状に合わせて実践する事を忘れず、明くる日に疲労を残さない事が肝心である。
これ以外、学校生活との両立や、進学・就職と云った問題にも向き合っていかなくてはいけない。
長い目で観た治療プログラムに沿っての生活が必要であるが、病気があっても、自身なりに承知して人生を前向きに生きられるよう、周囲がサポートしていく事も肝心である。
同じ病気の子供をもつ親の人々の会(「あすなろ会」が有る)に参加して、情報交換するのも、子供を支える上での励みに成るとおもう。
PR