関節
リウマチの診察にあたっては、「診察基準」の点検にプラスして、触診、エックス線検査、血液検査、尿検査、関節液検査を実践する。
これらの検査結果により、体内でおきている多種多様な変化や薬の副作用の有無、類似した病気との分類等を気付く事が出きる。
例を挙げると花粉症や食物アレルギー等は、特定の花粉や食物の成分等に過剰に反応してしまうと云う免疫システムの異常によるものである。
これらの免疫反応の標的は、あくまでも体外から体内に侵入した異物であるが、なかには、本来なら免疫反応を起こさないはずの自身の体を構成する成分を異物と間ちがえて抗体をつくり、自身を攻撃してしまう事が有る。
骨は運動による負荷をかけないと、カルシウム分が抜けてもろくなる性質をもってる。
関節も動かさずにいると、関節液から軟骨への栄養が行き渡らず、骨の破壊を進めてしまう事に成る。
しかし白血球は常にからだの中で造られている為、目立った副作用がないと云うメリットがある反面、効果の持続が短く、効果がもって3ヶ月ほどとも云われている。
白血球除去療法は、一時的には適切と考慮されるが、効果の持続性が認められない、また費用が高額(1回の治療で約15万円)等の理由から、この治療法が普及すると考慮するのはむずかしいかも知れない。
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