関節
リウマチのリハビリの中に、装具療法と云う治療法が有る。
装具には、関節の安静を保ち炎症を鎮める効果、関節の変形の進展を予防する効果、関節にかかる負担を低減する効果等が有る。
つまり、装具を装着する事自体が治療となるのである。
まず手の指では、第2関節(指先から2番目の関節)と第3関節(指先から3番目の関節)から腫れてくるのがこの病気の特徴点である。
この為、指輪が抜けなくなった、もしくは入らなくなった、と云う訴えがよく聴かれる。
また物を握る、絞ると云う動作がしづらくなったり、物を落としやすくもなるようである。
・赤血球数・・・・・・・・・・・・病気の進展に結びついて貧血症状が進むと値が消耗する。
・血色素・・・・・・・・・・・・非ステロイド抗炎症剤の副作用で、胃潰瘍もしくは十二指腸潰瘍による出血がおきていると値が下がる。
・
リウマチ因子(RA検査)・・・・・・・・・・・・自身の成分を敵と見なして免疫異常を起こしてしまう抗体を吟味する。
・血清蛋白(たんぱく)分画・・・・・・・・・・・・関節
リウマチに成ると、α2グロブリン、γグロブリンの増加がみられる。
また、関節
リウマチの患者(クランケ)によくみられる貧血には、血液中の鉄分不足によるものだけでなく、鉄分を吸収する能力が低下する為に生じるものが有る。
このケースの場合、鉄剤を服用しても、
リウマチの為に鉄分は体内で上手く活用されず、貧血がつづく事がおおくなる。
リウマチ自体を上手にコントロールしていくしかないケースの場合もあるのである。
いずれにしても合併症を早期に発見し治療する為、継続的な診察と検査を受ける事が肝心である。
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