人の体は何億と云うちっぽけな細胞から出きている。
この細胞がバラバラにならないようにつなげる任務をしているのが「膠(にかわ)」つまりコラーゲンと云う蛋白(たんぱく)質の一種である。
膠は皮膚、筋肉、骨、軟骨、靭帯・・・・・・とほぼ全身に有る。
そして全身の皮膚や筋肉、関節、血管等が侵される病気を、総称して膠原病(膠に原因がある病)とよぶようになった。
「
リウマチ」はただしくは「
リウマチ性疾患」と云う。この
リウマチ性疾患には、「関節
リウマチ」をはじめとし、「全身性エリテマトーデス」「変形性関節症」「痛風」等、おおくの病気が含有されている。
これらの「
リウマチ性疾患」には、関節や関節周囲の痛みがある、と云う共通の症状は有るが、病気により痛みを起こす原因は多種多様である事が把握できてきている。
副作用としてよく認識されているのが、顔面が丸くむくむムーンフェイスであるが、これ以外肥満や食欲不振、不眠、倦怠感等、副作用と気付きにくい症状も有る。
糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化、血管炎、骨粗しょう症、白内障、緑内障、ステロイド潰瘍のような重い副作用が生じる事も有る。
これらの副作用は患者(クランケ)の誰にでも絶対に生じるわけじゃないのだが、初期に自覚症状が殆どない為、体重、血圧、血糖、コレステロール等の定期検査を実践して早期発見に努める必要が有る。
関節
リウマチの治療は、土台となる基礎的療法と、薬物療法、手術療法、そしてリハビリテーションが釣り合いよく実行される事が肝心である。
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