人の体は何億と云うちっぽけな細胞から出きている。
この細胞がバラバラにならないようにつなげる任務をしているのが「膠(にかわ)」つまりコラーゲンと云う蛋白(たんぱく)質の一種である。
膠は皮膚、筋肉、骨、軟骨、靭帯・・・・・・とほぼ全身に有る。
そして全身の皮膚や筋肉、関節、血管等が侵される病気を、総称して膠原病(膠に原因がある病)とよぶようになった。
しかしながら、これらの薬では効果が充分に得られない患者(クランケ)もおおく、新しい治療法の開発が待望されてきた。
このような中、関節
リウマチの炎症の促進に最も関わりのあるTNFαと云う分子群を標的とした画期的な薬「レミケード」が登場した。
しかし外見上の問題から、せっかくの装具を取り外してしまう人もいるようであるが、その為に関節に負担をかけてしまうと、炎症と変形を進めてしまう事に成りかねない。
治療を第1に考え、ドクターがすすめるのであれば、なるべく積極的に装着したいものである。
軽量化や小型化も進んでおり、患者(クランケ)が使い易く改良されてきている。
例を挙げると膝関節用の装具や手関節の保護具では、伸縮性のある修正下着用の生地が使用してあったり、面ファスナーで着脱し易く作成して有る。
その支持性を高めるための試行錯誤や、通気性等も考慮されている。
これ以外、学校生活との両立や、進学・就職と云った問題にも向き合っていかなくてはいけない。
長い目で観た治療プログラムに沿っての生活が必要であるが、病気があっても、自身なりに承知して人生を前向きに生きられるよう、周囲がサポートしていく事も肝心である。
同じ病気の子供をもつ親の人々の会(「あすなろ会」が有る)に参加して、情報交換するのも、子供を支える上での励みに成るとおもう。
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